ネット経由で人に会う
ネットで知り合った人と初めて実際に会いました。
今まで、人との出会いは仕事を除いてはリアルのみです。
同じ音声配信を聞いているという共通点や、ブログを読んでいることもあり、なんとなくですがお人柄は想像できていました。会ってみたいな!と思いました。
ところで、私は普段「ネットで知り合った人と会う時は警戒しなさい。宗教やマルチの勧誘、営業をされることがあるよ!」と、子どもに伝えています。
改めて考えると、初めて会うお相手から見れば私も勧誘や営業をしかねない存在ということになります。大丈夫かな…。
念のため「勧誘しません」とメッセージを送ってみたものの、なんだか余計怪しさが増してしまいました。
初めての経験を前に、前日はソワソワ落ち着きませんでした。ネットの向こうには本当に人がいるんだなと今更ながらしみじみ思いました。
結局、当日お話ししてみると相手の方はネット経由で人に会うことに慣れていらっしゃり、私の心配は杞憂に終わりました。よくよく考えてみれば、私のブログも読んでいただいていたのですよね。「勧誘しません」は不要だったみたいです。
共通の話題がありお互いのことを少し知っている状態での会話は、いちいち単語の説明をしなくてもわかるので話したいことにすぐ辿り着けたり、「ふつうは初対面でそんなことまで話さないだろ」というような込み入った内容の話を聞いてもらったりすることができたりと、とても有意義なものでした。また会いたいな。
昔は、会う前から知っている相手というのは文通相手か有名人でした。今気が付きましたが、文通がネットでのやり取りに変わったということなのですね。
今回の経験で、人に会う機会がリアルからネットにまで広がりました。
でもきっと、知っているなら誰でもいいわけではなくて、ある程度の時間をかけて、文章や作品にふれた人とお話ししてみたいな、と思っています。